駅前の江戸通り沿い、ラーメン激戦区の一角に店を構える「炭火焼濃厚中華そば 威風堂道（いふうどうどう）」です。
「威風堂々」ではなく「威風堂道」と書くユニークな店名も目を引きます。
店内はカウンターが10席ほど、テーブル席が1卓。入ってすぐ左手にある券売機で食券を購入するスタイルです。
唯一無二の味わい「つけ麺 鯖」
数あるメニューの中から、今回は定番だという「つけ麺 鯖（中盛）」（¥1,200）を注文しました。
嬉しいことに、並盛・中盛・大盛がすべて同料金。たくさん食べたい人にはたまりませんね。
お盆に載せられて運ばれてきたのは、麺とつけ汁、そして具材。
麺は、ツルツル、もちもちの平打ちの太麺。
そして、つけ汁が最大の特徴です。一口食べると、その名の通り、炭火で焼かれた魚の香りと旨みが口いっぱいに広がり、思わず唸ってしまいます。
一般的な魚介系とは一線を画す、まさに「焼き魚」をそのままつけ汁にしたような、個性的で濃厚な味わいです。
トッピングは、細切りのチャーシュー、小松菜、ネギ。つけ汁の存在感に寄り添うように、主張は控えめです。
ツルツルと心地よくすすれる麺は、噛むほどに小麦の風味が感じられ、もちもちとした食感もたまりません。
最初は「焼き魚のつけ麺！？」と驚きましたが、食べ進めるうちに違和感は消え、気付くとあっという間に完食していました。
動物系のこってりとしたつけ麺とは全く異なる、魚と小麦の美味しさをシンプルに堪能できる一杯です。
次回はどの魚にしようか？
初めての訪問だったので「鯖」を選びましたが、このお店には「のどぐろ」「牡蠣」「鯵」「鮎」「鰯」「鮭」「烏賊」など、他にも魅力的なつけ麺が豊富にそろっています。
次はどんな驚きと出会えるのか、違うメニューも試してみたくなります。
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「炭火焼濃厚中華そば 威風堂道（いふうどうどう）」
東京都台東区柳橋1-13-4 柳橋一丁目ビル1F